勝者は夢をあきらめない!
◆新6年生の春から約1年間、アルペで勉強したある女の子の話をお伝えします。◆
彼女は算数が大の苦手。6年生の春に私が出会ったときには、受験の模擬試験の偏差値は40に届かない成績でした。四谷大塚の「予習シリーズ」の基本問題をマスターするのにとても苦労していました。春の時点では、4年生・5年生のテキストからのやり直しが必須とされるような状況で、その当時通塾していた塾から、心機一転、アルペの門をたたいてくれたのでした。
彼女には、どうしても行きたい女子中学校がありました。心に秘めるのはただ1校だけ。算数も国語も難易度の高い出題傾向の中学校です。いくつか学校見学に出かけても、彼女自身が「ぜひ通いたい」という魅力を感じたのはその中学校だけでした。
「その中学校に落ちたら、公立の中学校へ行く!」テストで結果が出ずに、どんなに苦しいときも彼女はそう言ってゆずりませんでした。「滑り止めの併願中学校はいらない!私は絶対に合格する!」・・・受験の直前まで彼女の意思は変わりませんでした。彼女の意思の強さに、お母さんが元気付けられることもしばしばだったそうです。
勉強のカリキュラムは、過去問の分析から類題の演習まで、徹底した受験中学校の問題研究と対策を組みました。日曜日以外は毎日アルペで勉強。家では、お父さんが休日返上で指導なさいました。その努力が実りをみせてきて、夏・秋・冬と受験が近づくにつれ、彼女の成績も少しずつ上昇していきました。
まず初めに実行したことは、基本問題の徹底理解。そして反復。あえてここでは難問には手をだしませんでした。5年生の予習シリーズを平行して使い、6年生の毎週のYTテストの単元の勉強をペースメーカーにしながらの勉強でした。6年生になると、YTテストの単元のみに合わせていては、なかなか結果はついてこないのです。バランスのいい勉強が要求されます。簡単なことではありません。しかし彼女は、相当の勉強量を強い意志でこなしていきました。偏差値が少しずつ上昇していったのは言うまでもありません。
彼女は、最後の最後まで、他の中学校には目もくれず、第一志望の中学校に合格することだけを思い続けました。
そして・・・
「1039」
インターネットで自分の番号を見つけたとき、彼女の目からもお母さんの目からも、そして普段は冷静なお父さんの目からも、感動の涙がこぼれました。
「はじめのころは、主人が算数を厳しく教えているのを見て、そこまでしなくてもいいだろうと、何度も喧嘩しました。でも、この子のためを思うなら、そうじゃなかったんですね。私が、この子をかばわずに、本気で鍛えようと覚悟することが、本当に大事なことだったんだなと今になって思います。『勝者は夢をあきらめない』を家族でずっと信じて取り組んできてよかった!」
お母さんが最後にこういってくださいました。
「本当に途中であきらめないでよかった」
「やればできる」
彼女は自信あふれる顔で私に言いました。
今年のアルペの6年生は四谷のYTで、AクラスとBクラスの生徒たちでした。受験勉強を本格的に始めたのが6年生からという生徒がほとんどでした。6年生の春に大スランプで他塾からアルペに転塾してきた生徒もいました。もうあと半年でも早く出会っていたら、もっと上位の栄冠を手に入れられただろうと思います。が、かなりの飛躍をして国学院久我山中や帝京大学中、恵泉女学園中などの合格を勝ち取ることができました。このことを私たちは誇りに思っています。来春に向けて後輩たちが続きます。今年の新6年生は、偏差値60以上の超難関中学を本気で狙っています。新5年生は、2年後の受験で御三家中学合格を目指して、四谷大塚Cクラスで健闘している生徒もいます。アルペの先輩たちの残したものを受け継いで、さらにチャレンジャーとして闘ってほしいと思います。
「大人が勝手に子どものできるラインを決めてしまっているのではないか。」と私は最近よく思います。確かに中学受験で難関中学校をねらっていくのは容易いことではありません。こなさなくてはならない最低ラインの絶対量もかなりのものです。ですが、子どもが希望しているなら、やってみたいといっているなら、中途半端な応援は逆に無責任だと思うのです。受験は子どもだけでするものではありません。子どもを本気で挑戦させようと思うなら、必要なのはお母さんの覚悟です。
やるからにはとことんやる、それぞれが納得のいく受験を!・・・これがアルペの精神。
私たち教師一同も来春に向けての目標を立て、一丸となって受験に臨む決意を新たにしております。新しいチャレンジャーをまっています!









